
アメリカには、動物救済(アニマルレスキュー)に関わるシェルター(保健所)が5,000ヶ所、そして1,4000近いレスキューグループ(動物愛護団体)が活動していると言われています。
アメリカ国内で保健所に収容される犬猫の数は、年間約500万頭と日本の20倍近い数字ですが、殺処分率は日本の90%より低い50~60%と言われています(犬の殺処分率60%、猫70%)。
(アメリカでは、収容頭数の集計は州やシェルターに一任されているため、正確な統計が出ていません。しかし全米で最大の動物愛護団体、米国動物愛護協会=HSUSの関係者によると、実際に殺処分される動物の数はそれ以上とも言われています)。
アメリカは、数十年前までは狂犬病発生国であることもあり、シェルターに収容された動物=殺処分という暗黙の了解がありました。しかし、わずか数十年で各自治体と動物愛護団体の努力が実を結び、その数を半分にまで。施設によっては殺処分ゼロまで減らす事に成功しました!
それではアメリカのアニマルレスキュー活動のレポートです!!
【注意】このテキストは2010年9月の情報です。告知なく変更や訂正をする事があります。また、文中アメリカと表現していますが対象はメリーランド州に限定しています。アメリカの動物に対する取り組みや考え方は州法や自治体、生活形態により違いがあるため、内容が全米に共通している訳ではありません。
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