「血」と「気」と「水」の流れ

ここまでで、上半身&下半身、体表&内臓に陰陽関係と温度差があることはきちんと説明出来ているでしょうか???

ではでは。この温度差が激しくなるとどうなるのか? それは「血液」や「気(エネルギー)」、「水(体液)」が停滞し、体の中で上手く循環しなくなってしまうんです。 例えば・・・

血 「血液」の悪循環(血行不良)は細胞に必要な栄養や酸素が届けられないだけでなく、肩こりや頭痛、便秘、高血圧や低血圧などの慢性的な疾患に。
気 「気」が停滞すると鬱や情緒不安定、不眠など精神疾患を。
水 「水」が停滞するとあらゆる毒を体内に排出(排尿や発汗など)することができなくなり、疲労物質が体内に留まって、内臓疾患や関節(関節には毒がたまりやすい性質があります)に痛みを生じたりする。

90%水分特に「水」は体内の70%を占めています。「水」自体が「冷え」の要素を強く持っているので、人の体は常に「冷え」やすい状態にあるんです。

<体が冷えると内臓が一番冷える> その環境では排尿をつかさどる腎臓の働きもニブくなってくるので、体内に水が溜まって様々な「水毒(体内の余分な水分のこと)」の症状が現れてくるのです。西洋医学でも肺ガンの患者さんの胸水や肝臓ガンや胃ガンの患者さんの腹膜転移による腹水など「水毒」による有害作用が多数認められてるんです。ですので『新陳代謝を高めるために水をガブ飲み』『ダイエットのために一日2Lの水を飲む』と言う方はちょっと注意が必要ですっ!!!

確かに人の体の70%は水分なので、1日に適度な水分を摂取するのは悪くないと思いますが、まれに体内が「冷え」ていると新陳代謝が上手に運ばず、逆に水を体内に溜め込んでしまうこともあるんです。そのために体は自然治癒力を発揮、熱を出して水分を体から出そうと原因不明の熱や下痢、頻脈や不整脈と言う症状を起こすこともしばしば。不健康な人が無茶なダイエットや暴飲暴食を繰り返すと、自然治癒力も追いつかなくなって、最終的には病気と言う赤信号が点滅し始めるのです。

それと摂取する水分の質にも注意したいですね。上質なミネラル水はモチロンですが、短時間に多くの水を摂取するのは人間の胃腸や食道には大きな負担になります。夕方まで(陽の時間帯である朝~昼過ぎまでだと冷たいものや陰性の食品も消化しやすく&相性がいいので)時間をかけてゆっくりと水分を取ってください。また水だけでなく、果物や野菜など自然のミネラルやエネルギーがたっぷり含まれた形で水分を取るようにすると、いっそう効果的だと思います。

「痩せ型でも毒貯金はイッパイ!?」

「冷え症」と言えば「毒がたまる」「むくみ」「暴飲暴食が原因」と太っているイメージが強いのですが、痩せ型の人も「冷え」や「毒」をためています。「気」や「血」が足りない痩せた人は、適度に脂肪や筋肉がないので血や水を運ぶポンプの力が弱いんです。「水(体液)」の循環が悪いと体がクールダウンされないので、太り型の人より体に熱を帯びやすく、常にのぼせた状態になってたりします。

「気」の流れが悪いと元気がない、精神的に落ち込みやすかったり、些細な事でイライラしたりしやすいのです。見た目にわかりにくいので無自覚の「冷え症」の人が多いのですが、おなかだけがポッコリ出ていたり、シミやそばかすが多い痩せ型の人はぜひぜひ「冷え」対策を積極的に行ってくださいね。

4)冷えチャート