体にあるイロイロな“陰陽”

大まかに上半身と下半身が“陰陽”に分かれることは判ってもらえたでしょうか?それではここでプチクイズ!

Q1:下記の単語を二つのグループに分けなさい

上半身・熱・寒・陽・冷・下半身・暖・陰

正解

グループ1:上半身、熱、陽、暖
グループ2:下半身、寒、冷、陰

ですね。

(ハズレた方はもう一度読み直してください_(._.)_<ペコリ)

では、もう少し体内の“陰陽”に入り込んで行きたいと思います。まず自分が上向けになって寝ているところを想像して下さい。自分の体を輪切りにして体表(背中を含む皮膚やおへそなど)を上部、体内(内臓)を下部だと想像して下さい。

発汗・下痢上部は“陽”の要素、下部は“陰”の要素を持っている「上熱下寒」のルールに当てはめて考えると、体表は“陽”、体内は“陰”と言うことになるんです。

さらに体表は内蔵に比べて外からの影響も受けやすく(単純に太陽が近いので温度差を受けやすいんです)、簡単に熱を帯びてしまい、ますます内蔵との温度差にひらきが出てきます。(「表熱裏寒(ひょうねつりかん)」と言います)。

こうして体表で発熱やほてりが起こると、体の“陰陽”のバランスが崩れ、内臓は特に冷えやすくなります。

「陰」の性質を持つ内臓は体内でも「冷え」を帯びやすい部分なので、いろんな要因で体内が冷えると自然治癒力が内蔵を暖めようとします。
けれど熱は上へ上へと流れる性質があるので、せっかく自然治癒力が「熱」を作り出しても<冷えケア>がちゃんと出来てないと、肝心の内臓は温められず頭部や体表ばかり熱くなり、「ほてり」や「発熱」を感知してしまうのです。

「冷え症の人は暑がりっ!?」

過剰摂取はやめましょう少しややこしいお話ですが、普段私たちが感じる「寒い」「暑い」と体の中で起こっている「冷え」と「熱い」は別物。例えば『暑い』のでクーラーをつけたのにまだ体がほてる。この「ほてり」は体内の「冷え」が起こす“冷えの一種”なんです。
ほとんどの「ほてり」や「発熱」は内臓が冷えていると言うシグナル。だから夏に『暑い』からとアイスやビールを過剰摂取してしまうと、体内の「冷え」が増加。“陰陽”バランスが乱れて余計に夏バテを引き起こしてしまうのです。

体の不調は日常のこんな小さな出来事が積み重なって起こるんです。一度、冷たいものを避けるよう意識し、どのように体が変化するかモニターしてみて下さい。

3)「血」と「気」と「水」の流れ